働き
内側前頭前皮質は、前頭部の内側にある皮質です。扁桃体が拾った脅威の知覚を、いまの状況に照らして見直し、反応を調整する働きに関わると説明されます。広い状況を見て判断することから、「監視塔」にたとえられます。自分の状態を見る働きとも結びつけて語られます。
再評価
前頭葉は、記憶を引き出して、判断を挟まずに評価し直す場所だと説明されます。そこで、記憶に付いていた感情の電荷が抜けていきます。冗談を説明されると笑えなくなるのと似た形です。
強い反応のなか
恐怖が一定の強さを超えると、扁桃体が前頭葉への血流を落として、考えさせない(闘争や逃走を優先する)という説明があります。強い反応の最中は、見直す働きが使いにくくなります。まず反応の強度を下げ、その後に何が起きたかを見ます。
扁桃体との釣り合い
すばやく守る働きと、立ち止まって見直す働きは、敵同士ではありません。扁桃体を悪者にし、前頭前皮質だけを正解にする話ではなく、二つの釣り合いを見ます。
ほかの用語