脳と身体の往復
迷走神経は、脳から内臓へ命令を送るだけの一本線ではありません。身体の状態を脳へ伝える線も多く含み、心臓、肺、喉、食道、消化器など複数の器官と関わります。
呼吸と心拍
吸うと心拍が速まり、吐くと遅くなる現象があります。炁-iKI-では、吸気で交感神経が踏み込むというより、心臓へ向かう迷走神経のブレーキが吸気中に外れ、呼気で戻る、という形で説明します。
ポリヴェーガル理論での二つの枝
ポリヴェーガル理論は、迷走神経を二つの枝に分けます。腹側枝は、喉・心臓・肺などを支配して社会交流を支える落ち着きに関わり、背側枝は、横隔膜より下の消化器官を支配して、強い脅威での不動化やシャットダウンに関わる、という説明です。これはポリヴェーガル理論の枠組みです。
腸と脳のあいだ
腸の微生物が出す化学物質が、迷走神経を通じて脳へ信号を送り、気分に関わる、という説明もあります。迷走神経は、内臓の状態を脳へ運ぶ道でもあります。
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