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扁桃体

脅威をすばやく拾う、脳の奥の部位

働き

扁桃体は、危険かもしれないものを早く拾い、身を守る反応を起こす部位として説明されます。危険の可能性を早く拾うことから、「煙探知機」にたとえられます。

危険を早めに拾うことは、生存のための働きです。誤作動という一語だけで片づけません。

二つの経路

感覚の情報には、視床から扁桃体へすばやく届く粗い経路と、皮質で細かく処理される経路がある、と説明されます。粗い経路は「これは危ないかもしれないか」だけを問い、危ないかもしれなければ、危ないものとして扱います。棒か蛇かが分かる前に、まず身体が反応するような形です。

記憶とのつながり

粗い経路の情報は、皮質に着く前に感情の色を付けます。恐怖に基づく感情記憶は皮質より下に貯まり、報酬に基づく記憶は皮質に貯まる、という説明もあります。また、扁桃体は、出来事を評価して、記憶をどのくらい強く引っぱり出すかに関わります。くわしくは海馬の頁にあります。

強い反応のなか

ストレスやトラウマ体験が多いほど、扁桃体は活性化しやすくなり、考える力(前頭葉)を失ったサバイバルモードに入りやすくなる、と炁-iKI-では説明します。恐怖が強いと前頭葉への血流が落ち、考えにくくなる、という説明もあります。

まず反応の強度を下げ、その後に何が起きたかを見ます。

いまの反応と、いま目の前にある状況を、分けて見られていますか?

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