働き
海馬は、短期記憶の貯蔵に関わり、長期記憶を側頭葉などへ送り込み、必要なときに引っぱり出すゲートの役を担う、と説明されます。海馬を記憶の出し入れの門にたとえることがあります。
扁桃体との連係
ダムにたとえると、海馬が放水ゲートの担当者、扁桃体が放水量の管理者です。扁桃体は、出来事を「+10」や「+90」のように評価して、記憶をどれほど強く引っぱり出すかを決める調整役にあたります。人がつらい記憶にとらわれるのは、この増幅の連係プレーの結果だ、という説明です。
小さな手掛かりから
校門を見るなどの小さな関連情報をきっかけに、記憶が増幅され、震え、呼吸の変化、発汗まで起こる例があります。
ある匂いや場所から、急に記憶が戻った経験はありますか?
これは、記憶が単なる映像ではなく、身体の反応とともに現れることを説明する例です。
一つのモデルとして
海馬は短期記憶だけを保存する単純な倉庫ではなく、扁桃体も一つの数値だけで記憶を調整する装置ではありません。
ほかの用語