意味
メンタライゼーションは「心によって心を思うこと」と定義され、境界性人格障害の治療モデルとして紹介されます。
自分と他者の考えや感情に気づくスキルとして置かれ、自己選択と自己決定を支える力として扱われることもあります。
行動と心
返事が遅いという行動は見えても、嫌われたという相手の心までは直接見えません。胸が苦しいことは分かっても、その理由が不安だとは限りません。
見えた事実と、そこから読んだ心を分けます。分からないものを分からないままにしておくことも、心を考えるうえで必要です。
解釈と選択
自分の解釈を事実だと思うと、選べる行動が狭くなります。これは事実ではなく、今の私の読みではないでしょうか?
メンタライゼーションは、正しい答えを当てる技法ではありません。複数の可能性を残し、自分の反応だけで次の行動を決めないための働きです。
読めなくなるとき
強い恐怖や怒りの最中には、自分や相手の心を考える余地が小さくなることがあります。そのときに分析を続ければよいとは限りません。まず負荷を下げ、今いる場所へ戻る必要があります。
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