意味
自己催眠は、受け手が自分の内側で催眠を成立させることです。催眠は術者が一方的に掛けるものではなく、すべて自己催眠です。
誘導する人は入口を示せても、注意を向け、言葉を理解し、内側に像を作るのは受け手です。術者の力だけで人を自由に操るという意味ではありません。
四段階
自己催眠は、意図・招待・対話・帰還と統合の四段階で説明されます。まず何を求めるかを置き、内側に生じるものを招き、やり取りし、最後に日常へ戻してまとめます。
入ることだけでなく、戻る段が含まれています。途中でやめ、終えたあとに目の前の場所と自分の身体を確かめられますか?
日常との連続
音楽を聴く、本を読む、考え事をしながら歩く場面も変性意識状態に含まれます。自己催眠は、舞台上だけで起きる特別な出来事ではありません。
一方で、日常の没頭をすべて意図的な自己催眠の技法と呼ぶこともできません。自然に起きた状態と、目的を持って誘導する手順を分けます。
暗示や像を置く場合、どこへ向かうかという座標は本人が決めます。
ほかの用語