意味
催眠深度は、催眠状態を一段か二段かと数える絶対的な物差しではありません。どのような反応が現れているかを見て、状態の深さを推測するための目安です。
途中で止まらず坂を滑るように脱力まで進む状態や、眼球の力が抜けて意識が内へ向く瞬間が挙がり、深度表が紹介されます。
深さの判断
同じ誘導を受けても、反応の出方は人によって違います。目を閉じたことや体が動かなかったことだけで、本人の内側まで外から断定することはできません。
今の反応を、誰かが付けた名前だけで判断していませんか?
催眠深度は見る手掛かりであって、その人の価値や能力を測る目盛りではありません。
深度表
反応した暗示の種類から深度を推測し、次の暗示を考える使い方があります。しかし、深い状態へ進めること自体を目的にすると、本人の選択より尺度が先に立ちます。
催眠を用いる場合も洗脳を扱う場合も、どこへ向かうかという座標はクライアントが決めます。深度表は、その座標を代わりに決めるものではありません。
ほかの用語