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複雑性PTSD

長く繰り返された対人的トラウマの後に続く、心身と関係の困難

意味

複雑性PTSDは、逃げにくい関係の中で長く繰り返された虐待やネグレクトなどの後に続く状態を捉える診断名です。現在はICD-11に診断名があります。

PTSDとの違い

再体験・回避・危険が続いている感覚というPTSDの中核症状に、感情を調整する困難、自尊心の低下、対人関係の問題が加わる、と説明されます。単に症状が重いPTSDという意味ではなく、長期反復する対人的な経験と、自己組織化の困難まで見る語です。

人との関係で起きたことが、その後の人との関係にも残っていないでしょうか?

診断名の経緯

複雑性PTSDは、DSM-IVの作業部会で承認されながら、最終版には採用されなかった経緯があります。一方、ICD-11には収載されています。使われる診断体系により位置づけが違うため、言葉だけで自己判断はできません。

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