意味
トラウマとは、圧倒される出来事を経験したあとも、危険が続いているかのような反応が、心身や生活に残ることを指す言葉です。
事故など一度の出来事、幼少期から続く体験、本人にとって大きな日常の傷は、分けて語られます。ただし、出来事の種類だけで、その人の反応や診断を決めることはできません。
身体に残る説明
腸腰筋の慢性的な収縮と震えを使う説明、自己感知の働きを使う説明、自律神経のシャットダウンを使う説明があります。
これらは「身体にも反応が残る」という方向は重なりますが、同じ仕組みを確かめた一つの理論ではありません。震えや特定の身体反応だけで、トラウマがあるとも、解放されたとも判定できません。
思い出すこと
過去の内容を詳しく語ることや、強い反応へ一気に近づくことが、回復の条件とは限りません。記憶が曖昧なときに、施術者や指導者が原因や出来事を作って告げることもしません。
つらい反応が出たとき、いま止められる場所と、助けを求められる相手はありますか? 生活への支障や強い苦痛が続く場合は、医療・心理の専門家へ相談してください。危険が迫っている場合は、安全の確保を優先します。
炁-iKI-での位置づけ
炁-iKI-の体系は、病気、事故、災害、過去の出来事を「掛けた者がいない負荷」として扱います。トラウマによる反応も、すでに掛かっている負荷から始めます。強度を下げ、反応を見て、行動を選べるかを見ます。
炁-iKI-はトラウマの治療ではありません。
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