意味
コヒーレンスは、ばらばらに動いていた複数のリズムが、一定のまとまりを持つことを表す言葉です。心拍の波、脳波、または心臓と脳の関係を指して使われます。
同じ語でも、何と何がまとまっているのかを確かめなければ、同じ現象を話しているとは限りません。
指す範囲
脳波や心拍が規則正しく同調した状態をコヒーレンスと呼び、心臓のコヒーレンスが脳のコヒーレンスを作る、という説明があります。規則正しい心拍のパターンを「心臓のコヒーレンス」と呼ぶ説明もあります。
自律神経の移り変わり
英語の coherence は、「コヒアランス」と書かれることもあります。この書き方では、交感神経と副交感神経のどちらか一方に固定されず、状況に応じてそのあいだを滑らかに移れる状態を指します。欲求不満や不安と結びつく「低コヒアランス」と対にして説明されます。
交感神経は動くときに、副交感神経は休むときに、それぞれ必要です。大切なのは一方を消すことではなく、いまの状況に応じて移り変われることです。必要なときに動き、必要がなくなれば戻る。その移り変わりの滑らかさに目を向ける使い方です。
自分の状態を、活動か休息の二択だけで見ていませんか?
測定の読み方
心拍の波が規則的であること、脳波がまとまること、本人が落ち着いて感じることは、それぞれ別の測定です。どれか一つから残りを自動的に結論づけず、測ったものと測らなかったものを分けて読みます。
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