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確証バイアス

自分の直感に沿う証拠ばかり集めようとする、心理的な働き

意味

人間には、無意識のうちに、自分の信じたいストーリーに飛びついてしまう心理的なメカニズムがあります。脳が省エネをしようとする認知の省力化とともに、自分の直感に沿う証拠ばかりを集めようとします。これが、確証バイアスと言われる現象です。

例

気になる相手から返信が遅いとき、嫌われたかもしれない、と直感的に思い込むと、脳はすぐに、昨日そっけない態度だった、自分の送ったメッセージが失礼だったかもしれない、というように、嫌われている証拠ばかりを、無意識に探し始めます。

逆に、都合のいい勘違いもあります。相手が下を向いたのを、自分に好意があって照れているのだと受け取る。けれども認知科学的に分析すれば、会話中に飛んでくる唾を避けているだけかもしれません。客観的な事実が見落とされるケースは、多々あります。

消し去ることはできない

こうした無意識の反射を、脳から完全に消し去ることは、不可能です。だからこそ、一瞬の判断ミスが命取りになるような場では、バイアスに引きずられないためのフレームワークとして、競合仮説分析が使われます。

いま信じている見立てを、崩す事実があるとしたら、何でしょうか?

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