意味
世界を、現象界と潜象界に分けて置きます。現象界はこの現実そのものであり、潜象界はそれ以外のすべてです。
人が見ているもの
人は、目の前の現象界をそのままリアルに認識していると思いがちです。実際には、脳は極めて省エネな器官で、一度認識した世界の大半を記憶で処理しています。
スマートフォンの写真は、一瞬で一枚を撮っているように見えて、何枚も撮った中から誤差を直し、補正して一枚に仕上げています。人の脳も同じように世界を切り取っていて、目の前のものを直視してはいません。重要度の高い情報しか認識できず、残りはスコトーマに隠れます。
だから、私たちが現実だと思っている世界は、現象界そのものではなく、自分の内側にある表現、つまり内部表現です。
入れ子
炁-iKI-では、人が捉えられるのは領域であり、情報を捉えた時点で領域になります。だから、潜象界を探りに行っても、辿り着いたところは現象界になっています。その裏にまた潜象界がある、入れ子です。
いま現実だと感じているものの、どこまでが記憶で補われていますか?
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