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現実的な期待

過去の経験や客観的なデータに基づく、できそうだという合理的な判断

意味

現実的な期待は、過去の経験や客観的なデータに基づいて、これなら自分はできる可能性が高い、と合理的に判断することです。

目標を達成できる人と挫折する人の違いは、期待の捉え方と、障害への向き合い方にあります。現実的な期待は、その期待の捉え方の側にあたります。

空想との違い

単なる空想、妄想の類は、過去の行動や事実に裏づけされていない根拠のない自信のことです。たとえば、まともに楽器を弾いたこともないのに、ギタリストとして成功すると思い込み、行動のエネルギーを奪うような心地よいイメージに浸ってしまう状態です。

現実的な期待は、たとえば、ダイエットには失敗したことがあっても、部活や勉強で指示されたことを最後までやりきった経験があれば、監視役や指導者がいる環境なら成功できそうだ、と判断できることです。

障害を先に見る

減量プログラムを一年追った研究で、いちばん成果を出したのは、このプログラムで減量できるという現実的な期待を持ちながら、行動に伴う面倒くささやネガティブな障害を、あらかじめ直視していた人たちでした。

食べられないのは辛そうだ、このスタイルを維持できるか不安だ、といった行動時の困難を前もって想定し、失敗の原因を事前に分析して対策を考えていたから、必要な行動を続けられました。

ポジティブな未来を描いたあとに、必ず現実の障害を対比させて直視する心理技術が、メンタルコントラスティングです。

いま叶えたいことは、自分のどんな経験が裏づけになりますか?

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