意味
悪魔の代弁者は、デビルズ・アドボケートとも言います。脳内に厳しい批判者を置いて、あえて自分に都合の悪い情報や、意地悪なツッコミをぶつける役割のことです。
誰の批判も受けない環境で、一人で重大な決断を下すときに、この役割を脳内に呼び出します。
使う場面
新しい事業やアイディアを思いついて、気持ちが高ぶっているときこそ、悪魔の代弁者に問いかけます。
それって、競合他社が資金力に任せて真似してきたら、一発で終わるのではないか。斬新に見えるけれど、実際にお金を払ってまで欲しいと思う顧客は、本当にいるのか。
こうした問いをぶつけることで、アイディアに対する、酔いしれたような感覚、過信を、すぐに冷ますことができます。
集団での形
集団では、分析レポートの結論に対して、意図的に徹底的な批判や否定を加える役割を、組織の中に置く形があります。これをレッドチームと言い、全く異なる前提からの検証を行わせます。集団思考の罠を防ぐための形です。
いま気持ちが高ぶっている決断に、いちばん厳しい問いを向けるとしたら、何でしょうか?
ほかの用語