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「自分には無理」と思ってしまうとき

頭の中の独り言を、向きを変えて使う

2026.9.23

やってみたいことが浮かんだ瞬間に、
「自分には無理」
という声が先に出る。

まだ何も始めていないのに、答えだけが先に決まっている。そんな経験はありませんか?

自分の能力に対する自己評価をエフィカシーと呼びます。「私はできる」と思えるときは高く、「私には無理」と思うときは低くなる。人は何かを変えようとしても、いつもの自分へ戻ろうとします。エフィカシーが下がると、その戻る先が目標を達成している自分の側から今の自分の側へ下がってきます。


その評価を作っているものの一つが、頭の中の独り言です。

人は一日中自分に何かを言っています。うまくいかなかったときに「自分はだめだ」と言えば今の自分がそのまま戻る先として残りますし、自分を低く言う言葉も繰り返せばコンフォートゾーンになる。

厄介なのは問いの形です。

「何故自分はこんなにだめなんだろう?」と問うと、頭はその理由を律儀に探し始めてちゃんと見つけてきます。そして「やはり自分はだめなのだ」に落ち着く。

多くの人が、この問いの形を自分を低く言う側で使っていると思います。


同じ形を、向きを変えて使いましょう。

うまくいかなかったときは「自分はだめだ」の代わりに「自分らしくないな?」と言う。ここでいう自分は目標を達成している自分で、その自分らしくない振る舞いだったと言えば、戻る先は達成している側に残ります。

それでも揺らいだら?

揺らがせる言葉を先に紙へ書き出してください。無理だと思う理由を挙げ、その一つずつにできる理由を返して、声に出すのは返したほうにする。

声はすぐには止まりません。止まらなくて構いません。

返す言葉は選べます。