投稿についた反応の数を何度も見に行く。
上司の一言で一日の機嫌が決まる。
同い年の誰かの近況を見て、急に自分が遅れている気がする。
周りの評価で自分を測ってしまう。そう気づいている人は少なくありません。
自分の能力に対する自己評価をエフィカシーと呼びます。この評価は放っておけば他人の目盛りで出ます。周りがどう見ているかを気にして、その尺度で自分を測ってしまうからです。
目盛りの出どころは大きく三つあります。
一つは人の視線、周りからの評価です。二つめは社会の価値観で、学歴や会社の名前のように絶対だと思い込んでしまう順位づけ。三つめは仮想の自分で、もしあのとき別の道を選んでいたらという優秀な自分です。
三つめは自分で立てたものですが、それでも今の自分の外から来た尺度であることは変わりません。
どの目盛りが外から来ているかは、見つけるところから始めます。今の自分と同じ状況にいる親しい人を一人思い浮かべて、その人に何と言うかを先に考え、それから自分に向けて言っていることと並べてみる。
二つは同じでしたか?
違えば、その差が外から来ている尺度です。
見つけた目盛りをすぐに外そうとしなくて構いません。人はその目盛りの上に立っていて、外せば一瞬足場が消えたように感じますから、外すこと自体が負荷になります。
最後に一つ。この文章も、読む人にとっては他人の目盛りになりえます。私の言葉で測り始めたら、それも同じです。