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うまくいきかけると崩れてしまう

良い方向へ外れても、人は戻る

2026.10.3

仕事が軌道に乗りかけたところで大きなミスをする。
体調が上向いてきたところで無理をして寝込む。
関係がうまくいきかけたところで自分から距離を取る。

こういう崩れ方に心当たりはありませんか?

外から見ればもったいない。本人も何故そこで崩したのか分からないことが多いです。

戻ろうとする力は方向を選びません。

悪いほうへ外れても良いほうへ外れても、いつもの範囲から外れれば同じように働きます。この範囲をコンフォートゾーンと呼び、居心地の良し悪しで決まる場所とは別に、外れると戻ろうとする力が働く設定された範囲を指しています。

うまくいっている状態がこの範囲の外にあれば、うまくいくこと自体が「いつもと違う」になって、どこかで「こんなのは自分らしくない」と感じて自分で内側へ戻してしまう。ミスも無理も、その戻り方として出てきます。


同じことについての設定点は、二つ同時には立ちません。

今の自分と、うまくいきかけている自分。どちらがいつもの状態として選ばれるかは、どちらに臨場感があるかで決まります。臨場感とは、それがどれだけ本当のこととして感じられるかです。

今の自分とは何年も付き合ってきました。うまくいきかけている自分とは、まだ数日か数週間の付き合いです。

どちらが臨場感の高い現実として選ばれるでしょうか?


うまくいっている状態の臨場感を上げていきましょう。

その状態の自分なら今日どんな話し方をするか、何を引き受けて何を断るかを選び、今の自分が演じる。

崩しそうになったら「自分らしくない」の向きを逆にします。

うまくいっている状態を本当の自分として置き、ミスをしかけている今の振る舞いのほうに「自分らしくないな?」と問う。同じ一言でも、どちらに向けて言うかで戻る先が入れ替わります。